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コンシェール舞浜<施設見学>

2017/10/27
おひとりさまコンシェルジュ相談員の野村が千葉県浦安市にある介護付有料老人ホーム「コンシェール舞浜」にオープン前の見学に行ってきました。 2017年11月に開設するこのホームは、館内に地域包括支援センターや調剤薬局一体型コンビニエンスストア、医療機関、賃貸住宅などが入っている複合型商業施設になります。 アクセスは東京メトロ東西線「浦安駅」、JR京葉線「舞浜駅」「新浦安駅」からバスのご利用が便利です。

バス停を降りて1,2分の距離に見えてきました。

コンシェール舞浜の外観

お菓子の家のようなかわいらしい外観です。 ベンチやお花があり、見た目は公園のような雰囲気で全然施設っぽさを感じないです。

中に入ってみるとコンシェルジュが出迎えてくれます。 1階には広々としたエントランスホールがあり、その中にカフェコーナーもあります。 他にはリラクゼーションルーム、フィットネスルーム、カラオケシアタールームなどがあり、フィットネスルームは、機能訓練指導員による個別指導を受けることができ、ご自身でのトレーニングとしても利用できます。 理学療法士が個別のリハビリを週に2回から3回行う予定です。

<ここでチェック!理学療法士とは>ケガや病気などで身体状態が変化したときに、身体機能の向上や回復を目的とし、歩行や体操などの運動療法や温熱、電気などを用いて、自立した日常生活が送れるよう支援する専門職です。 また歩けるようになりたいという想いからリハビリを始めるご入居者様のために、理学療法士がサポートをしながら精神的・身体的向上を目指します。

下記のリハビリ機器で体を鍛えます。

リハビリの機械

このホームには、介護施設には珍しいリラクゼーションルームがあります。 タイ式のフットケアやインド式のヘッドケアなどが受けることができ、私も実際に体験してきました。マッサージをしてくれるのは実際に現場で働いている介護職員で、マッサージの資格を取得し、ご入居者様に癒やしを提供しています。 リラックスしているときなのでポロッと本音がでるご入居者様も^^;
オープン前なので、実際にご入居者様がマッサージを受けているところは見ることができなかったのですが、他のホームで行っているマッサージのお話しを職員さんから教えてもらいました(^^)
普段の生活の中で、職員と話しがしたくても話し足りないな・・・というご入居者様の中にはマッサージを受けにリラクゼーションルームに来る方もいます。 マッサージが始まると特に女性は、話しに花が咲いて盛り上がり最後は皆さんお顔がすっきり♪ 手に麻痺があったり、指が固まってしまっている拘縮の身体状態の方でも、しっかり手や足などをほぐしてくれるので入居者様やご家族様にも好評です(^^)

コンシェール舞浜は3階建ての全96室、全室お一人部屋の約21㎡のつくりになっています。 お部屋の雰囲気はこのような感じです。

室内の様子

完成したばかりなのでほんのり良い木の香りがしました。階によってお部屋の色が違うのも好みに合わせて選べるのがいいですね。 居室内には、介護ベッド、エアコン、クローゼット、カーテン、トイレ、洗面台、ナースコールが付いています。

居室の洗面台

居室内のトイレ

1階のお部屋には、各部屋にお庭が付いています。お部屋専用のお庭なので自分だけのガーデニングをされたい方にはオススメです。 1階の居室のみ、シンクが付いています。

コンシェール舞浜の強みは、なんといっても食事。朝食、昼食、夕食の3食すべて選択制なので、好きなメニューを選ぶことができます。昼食だけ、夕食だけ選択制を取っているところは他でもありますが、3食選択制をとっているホームは珍しいです。

この日は昼食の試食をしました。

本日の献立

お造り

私がこの日、試食したのはこのメニューです。 主菜A:豚の角煮、主菜B:鮭の揚げびたし、かぶとあさりのとろみ煮、お造り、ご飯、あおさの味噌汁、季節のフルーツです。

副菜も豪華です

主食AとBの両方を味見することができました。味は高齢の方でも食べやすいよう、よく煮こんであります。 食事には、薬膳食材を使うようにしているそうで、この日は、かぶと柿が薬膳食材でした。 かぶには咳止めや身体を温める作用があり、柿は清熱、利尿、肺を潤す作用があります。ご入居者様の身体のことをしっかりと考えて薬膳食材を取り入れています。

食べ物の飲み込みが難しい方にはソフト食を提供できます。ただ、普通のソフト食ではなく、そのままの味を残して見た目も崩さない、でも口に入れるとほろっととろけるような食感です。私が、実際に試食したソフト食はこちらです。

カレイの煮付け

 

カレイの煮付け!見た目も味もカレイの煮付けそのもの。とても美味しかったです。 嚥下機能が難しい方にも、美味しく食事を召し上がっていただきたいという施設の想いが感じられました(^o^) ソフト食は見た目が悪いかもう少し形が崩れているものや、味が薄いというものが多かったのですが、コンシェール舞浜のソフト食は大変クオリティが高いですよ♪ソフト食と言われなければ気づかないくらいです(^^)

このホームには薬膳士と音楽療法士がいます。 老人ホームに薬膳士がいるのは、はじめてです。 薬膳士さんは、ご入居者様の舌をみて身体の状態を把握しています。 舌は健康状態が確認できる重要な場所。 その方が不足している栄養をどの食べ物で補うことができるのか事細かく教えてくれます。介護施設でこういうアドバイスを直接してくれるところは少ないですよね。

ちなみに私に不足しているのは、この食材だそうです。豆乳やニンジン、エリンギを摂取するようにアドバイスをもらいました。 私は不眠で肌荒れがひどいのですが、そのような人が食べてはいけないのは鶏のからあげ。私が好きな食材でした(゜_゜;)これが原因だったとは。

薬膳士からのアドバイス

また、月に4回音楽療法士によるレクリエーションがあるのも魅力的。

音楽療法もやっています

音楽療法は認知症の方の物忘れの進行を抑制する効果があります。私も先生のピアノに合わせてタンバリンやハンドベルで演奏に参加してきました。
音楽療法は、演奏をして手を動かして脳を活性化させることもそうですが昔の歌謡曲を歌うことで若かりし頃を思い出し、精神的に落ち着く方もいます。
オープン当初からご入居者様への取り組みが、しっかりと感じられる施設でした。 浦安在住の方だけでなく、都内からもアクセス良好です(^^)

◇施設案内

[社名] 株式会社リエイ

[名称] コンシェール舞浜

[種別] 介護付有料老人ホーム

[住所]  千葉県浦安市東野3-4-37

[職員体制] 2:1以上

[費用] 80歳から81歳 Aプラン 3階(301号室) 入居金2,692万円 月額17万4,200円     80歳から81歳 Bプラン 3階(301号室) 入居金2,332万円 月額20万9,200円                       ※他、年齢やフロアにより金額が異なります。2018年10月17日現在

[アクセス]  電車:JR京葉線「舞浜」駅より 徒歩約18分 、新浦安駅・舞浜駅よりバスで「東海大浦安高校前」停留所降りて徒歩2分
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